土佐蒲鉾、高知の蒲鉾屋ブログ

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安心安全ー着色料ー

さて本日は着色料について考えるぅの心であります
先日、営業部員との話の中で簀巻の問題が出てきました。
簀巻を置いてくれとスーパーに交渉しても、土佐蒲鉾のは色が良くないから置いても売れない
という理由で置いてもらえない、と言う事なんですが。
色が良くない?
これがその簀巻です。
c0209123_19341431.jpg

どこを切っても渦巻きクルクル。
どうですか?
確かに鮮やかな赤ではありません、どちらかといえばピンクで、やや色が濁ってる感じですね。
土佐蒲鉾では簀巻や蒲鉾の赤色の着色料としてコチニールを使用しています、別名カルミン酸色素とも言いますが。
その着色料コチニール、安全性についてですが
コチニール色素は熱や光に対して非常に強い(安定している)ため、現在ではアメリカやEU諸国など多くの国で食品の着色に使用されています。
安全性の面では天然色素の中ではもっとも高度なレベルまで評価が行われおり、安全性についてのデータが最も多い着色料です。
食品添加物ガイドラインで要求される安全性試験項目は全て終了しており、安全性に問題がない結果が得られています。
反復投与毒性試験,発がん性試験,変異原性試験などが行われていますが,いずれの試験においても毒性は認められていません。
JECFA(※)では、ADI(一日摂取許容量)はカルミン酸として5mg/day/kg体重と評価され、高い安全性が認めらています。

※JECFA
  国際食品規格委員会の諮問機関のひとつ
  FAO(国際連合食料農業機関)/WHO(世界保健機関)合同食品添加物専門委員会

ちなみに原料は、えんじ色の名前の元になったえんじ虫という虫です。
虫が原料なんてとんでもない、絶対食べない!
て人もいらっしゃるみたいですが、虫を食べろといってる訳ではありませんしね、色を作るために協力してくれたえんじ虫に失礼ってもんでしょう。
話がそれてしまいましたが、コチニールの発色そのものがあまり鮮やかではありません。
特にシイラの簀巻は、すり身そのものが少し黒っぽいので余計に濁った色になります。
でも
やろうと思えば、すぐにでも鮮やかな赤にできるんですよ。
とっても簡単、着色料を赤色106号に変えれば、あぁら不思議あっという間に毒々しいまっかっか
鮮やかな赤色の簀巻や蒲鉾に使ってある着色料といえば、以前タール系着色料と呼ばれた赤色106号が主だと思われますが・・・
確かに綺麗ですよねぇ、比べてみれば一目瞭然、並べてみれば鮮やかなほうが売れるかもしれない。
でも
それでいいんですか?
お店のどこかに「安心安全」って貼ってませんか?
タール系着色料が全部危険で天然着色料が全部安全だとはいいませんが、それでも少しでも安心できるものを使いたいと思っています。
業者によっては使い分けてるところもありますが、土佐蒲鉾はやらないよ。
店側の望むものってどんな物なんでしょうね、黙って置いといたらどんどん売れていく物?
お客さんに説明したりポップを出したりして、商品を育てていくのは嫌いなのかね。
それとも、それを一緒にやってみようと言えないこちらに問題があるのか。
出来れば一緒に、売るための努力というものをしてもみたいのですが・・・どう?
色の違いは安全の違い!ってか

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ありがとうございます。
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by tosakama | 2009-11-05 19:15 | 添加物
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土佐の蒲鉾屋の奮戦記


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